前回の続き。2章は美術解剖学的な内容でした。
輪切り法のドローイングについて
左先生独自(?)なのかな、人体を輪切りにして描いていくドローイング法についての解説が主なものでした。もともと初心者向けではないから大丈夫なんだろうけど、初心者は間違いなくついていけなさそうな内容でした。
輪切りそのものも、多少は美術解剖学の知識が頭に入ってないとしんどいんじゃないかな~と思ったのですが、齧ってて知識がある自分としてはとても感覚的に近くて納得が出来ました。
一般的に美術解剖学っていうとやたら筋肉や骨の名前を暗記しろ!って言われるみたいなイメージあるので、ちょっと苦手意識ある方多いんじゃないでしょうか。私も暗記嫌いだからわかる~!
左先生のやり方だと、参考写真とか見ながらなんとなくの筋肉の隆起や奥行方向で重なっている部分の流れをつかむための技法としてあえて「輪切り」していって形の流れを見ていきましょうという感じなので、かなりイイな~!と思いました。
先生は人体のドローイングに使われていましたが、漫画の線画の服のシワの取捨選択(斜線などでの影付け)にも使えそう。あまりにも写実で描くと線画に線が入りすぎてうざったいので、しゃしゃ~っと描くか、プレーンに何も書かず白い平面にするか、毎度結構迷うんだよね。輪切りしながら身体やシワの流れを把握して、必要最小限を選んで線画にしたらいい感じに出来るかも。
次章も楽しみだぞっ!
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イラストレーター 左
キャラクターデザインからドローイング、そしてカラーリングまで、人気イラストレーターの左ならではのキャラクターを効率よく生み出すデザイン制作のノウハウを満遍なく学ぶことができます。
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